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NY債券:米長期債相場はもみ合い、インフレ期待はやや弱まる

24日の米国長期債相場はもみ合い。この日発表された4月耐久財受注速報値は予想に反して前月比プラスとなったが、5月ミシガン大学消費者信頼感指数の期待インフレ率確報値は市場予想を下回ったことから、長期債などの利回りは伸び悩んだ。なお、報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は経済会議での講演で「米国債の供給が需要を上回り始めれば、価格は下がり、利回りは上昇し、そうなった場合は中立金利に上昇圧力がかかる」との見方を伝えた。イールドカーブはフラットニング気配で推移。

CMEのFedWatchツールによると、24日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は50%程度。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は63%程度。10年債利回りは4.473%近辺で取引を開始し、取引終了時点にかけて4.466%近辺で推移。

イールドカーブはフラットニング気配で推移。2年-10年は-47.90bp近辺、2-30年は-37.50bp近辺で引けた。2年債利回りは4.95%(前日比:+1bp)、10年債利回りは4.47%(前日比-1bp)、30年債利回りは、4.57%(前日比:-1bp)で取引を終えた。

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