USDJPY FF金利先物との比較

Actualizado
今回の取引も自身の勉強になったのでメモを記録

今回の取引期間でFRB金利とFF金利先物に相関があるということを聞き、少し調査してみた結果の記録になります

ここでは先物価格は「30日FF金利先物(当限つなぎ足)」を利用し、FF先物の金利を表示しています

(「先物の価格 = 100-金利」のため「金利 = 100-先物の価格」で表示)

確かに直近では「JOLTS求人件数で利下げ観測が強まったとき」に、FF先物金利が5.330→5.320へ変化し、次に「雇用統計で利下げ観測が弱まったとき」に、FF先物金利が5.320→5.325へ変化している様子がみてとれました

さらに、その付近のUSDJPYの価格変化とも関連性があるように感じました

一方で直近の高い値である5.330までは戻っていないようですので、引き続きUSDJPYとどのような関連性を示すのか、今後の取引の参考にしていきたいと思います
Nota
投稿をまとめていて、疑問が湧いたので考えてみた内容を残しておきます(正解かはわかりません)

今回の雇用統計では「新規雇用者の平均時給が高い」ということで、インフレが収まっていないから「金利が据え置きだろう」という判断にみえました

一方で、「新規雇用者が予想よりも多い」が「失業率が増加した」ということは、新規雇用数以上に離職した人の方が多かったのでは?という見方もあるのではと思います

仮にそうだと仮定すると

①「新規雇用者が増えた」ので「求人件数が減った」し「時給も高くなる」という見方 → 好景気

②「離職した人が増加」したのに「(人件費が高くて雇えないから)求人件数が減っていて」「失業率が増加している」という見方 → 景気悪化

①と②では今後とるべき政策が真逆になるような気がして、実は難しい判断が迫られる局面なのではないでしょうか
Nota
普段は気にすることもなかったんですが、こんな見出しのニュースが目についたのでついメモさせて頂きました

ECBホルツマン氏、米国との政策乖離はユーロ圏のインフレ促進
bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-09/SET3PWT0AFB400
Nota
あくまで個人的なメモです。
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「年内3回のECB利下げという当初の想定が現実になり、一方で米連邦準備制度理事会(FRB)が相応の動きをしなかった場合、為替レートやインフレ率に影響を与えることは間違いない」とホルツマン氏はオーストリア放送(ORF)とのラジオインタビューで語った。

<略>

ECB当局者が事実上、利下げをあらかじめ約束していたことが、実際に利下げに踏み切った理由の一つだとホルツマン氏は指摘。

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上記の文章は、先に掲載したURLに記載されている一文を引用しています。

この2つめの文面で、”誰が利下げを約束した”ことが”誰が利下げに踏み切った”のか・・・これを読み解くことが、今回の局面の鍵になると思いました。

今回FRBが利下げするかしないかは、米国は今後ヨーロッパと協調する気が”ある”のか”ない”のか、その試金石という意味合いを含んでいるキーパーソンが少なくとも一人いる、それに対する米国の回答も今回利下げするかしないかを含んでいるのではないかと思いました。

その記録としての個人的なメモとして、ここに記録しました。
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