ビットコイン(BTC)は11月に入り価格が大きく動きだす、ファンダメンタル要因も上昇への材料に-11月1日チャート分析

10月29日に価格を急落させた仮想通貨ビットコイン(BTC)、レンジ相場から下降トレンドへ切り替えようとする動きをみせていました。しかし10月31日の深夜帯から11月未明に入るとビットコインは大きな値動きを見せ始めます。10月末から活発な動きをみせているビットコインは現在どのような状況にあるのでしょうか?チャートを確認していきます。

10月29日に急落した仮想通貨ビットコイン(BTC)、31日には大陽線を形成し、一時価格を大きく戻す形に
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BTC/JPYの2時間足チャートをみていきます。10月29日に長い下ヒゲを伴ったローソク足を連ねた後に急落したBTC、10月29日以降のレンジ相場を大きく下に抜けます。同日には下値は、大台70万円台を割る69万3千円台まで下落することになりました。レンジ相場を下に抜け、下降トレンドラインを形成する動きを見せ始めたBTCでしたが、10月31日の深夜帯には突如大陽線を形成します。大陽線は上値を71万7千円台までつけますが反落も強く、本日11月1日現在は71万円近辺での値動きをみせています。

10月31日の深夜帯から11月未明にかけて大きな値動きをみせたBTC、注文比率を確認した場合、10月31日の大陽線と共に、売り注文料を大きく減少させ、対する買い注文量は上昇する動きが確認できます。

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BTC/JPYの5分足チャートをみていきます。10月31日夜間帯から11月未明の動きを細かく見た場合、10月31日夜間帯には70万円台まで下落する動きをみせましたが、11月に入ったタイミングで勢いよく上昇していることがわかります。

10月29日の急落にて下降トレンドへ切り替わる可能性が高まっていたBTCではありましたが、チャートの動きや注文比率を見た場合、BTCは強気相場へと切り替わろうとしている可能性が高まっています。10月末以降大きく乱高下しているBTCですが、10月31日の深夜帯から11月未明の突如出現した大きな動きにはファンダメンタルの要素も加わっていると考えられます。

大手金融企業モルガン・スタンレーの仮想通貨に対するレポート公開
BTC市場に大きな動きをみせた10月31日、世界でも大手となる金融企業モルガン・スタンレーが仮想通貨に対する調査結果をレポートとして公開しました。その内容として「ビットコインと仮想通貨を新たな機関投資家向け資産クラス」と位置づけるものでした。今回のレポートにてビットコインを含む仮想通貨は機関投資家も投資対象として信頼しだしているという解釈にも繋がります。ポジティブなニュースはビットコイン市場にも大きく上昇させる要因となった可能性があります。

下降トレンドへの転換が可能性として高まっていたビットコインでしたが、11月未明までの値動きでその可能性は低くなることになり、強気相場を継続させる可能性さえも高まる形となってきました。今後の値動きに注目しましょう。
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